談話・語用・コーパス・社会言語学——4つの視点から、日常に埋もれたことばのニュアンスを掘り起こす研究室です。
Unveiling nuance in everyday language through discourse, pragmatics, corpus and sociolinguistic research.
ことばは、話される内容以上に、話されない部分にこそその人らしさが宿ります。「生活者としての語り」を出発点に、談話分析・語用論・コーパス言語学・社会言語学の視点から、世代や属性によって異なることばの機微を研究しています。
特に、これまで十分に光が当てられてこなかった高齢ゲイ男性のライフストーリーとナラティブに焦点を当て、その語りに含まれる社会言語学的な特徴を明らかにすることに取り組んでいます。学術的な知見を、わかりやすい言葉で社会に届けることを目指しています。
ことばの「言われたこと」と「言われなかったこと」——その両方に目を向け、4つの領域から研究しています。
会話や語りの構造・展開に着目し、ことばがどのように意味や関係性を作り出すかを分析します。日常会話からインタビューまで、幅広い「語り」を対象とします。
文脈や場面によって変化することばの意味・機能を研究。言われたことと、意図されたことのズレやニュアンスを丁寧に読み解きます。
大量の言語データ(コーパス)を統計的に分析し、語彙や表現の使用傾向を可視化。感覚的な「らしさ」を、データに基づいて捉え直します。
世代・地域・コミュニティによることばの違いに着目し、社会的属性とことばの選択の関係を研究。ことばを通して、社会の多様性を捉えます。
語られなかった言葉にも、
ちゃんと意味がある。
Even the words left unsaid carry meaning.
研究で得られたナラティブ・談話データを独自の基準で収集し、アーカイブとして整理・保管しています。個人が特定されないよう、厳重な匿名化を行ったうえで管理しています。
※ 掲載データは研究協力者の同意のもと、匿名化・厳重管理を行っています。データ利用・共同研究のご相談はお問い合わせよりご連絡ください。